コラム
2020.7.5
カラーベストコロニアルの屋根をカバー工法で施工
いわた
静岡県では、新築住宅の大半がカラーベストコロニアルという素材を使用しています。新築から15年ほどで劣化が目立つようになり、塗装をする事で屋根を蘇らせることもできますが、その後も定期的にメンテナンスが必要となります。 今回紹介するのは塗装ではなく、新しく屋根の素材を被せることで屋根を保護する『カバー工法』と呼ばれる施工です。塗装より少し高くなりますが、その後のメンテナンスが不要となるのでオススメの工事です！
カラーベスト屋根の劣化のサイン
- 表面のコケなど
- カラーベストの割れ
- カラーベストの反り
- 色褪せなど
このようなサインが出たら塗装の時期を迎えていると言えます。ただ、この塗装のタイミングがズレると、塗装しても本来の耐久性が発揮できない場合があります。
お客様
ある程度の状態で塗装するのと、傷んでいるものを塗装するのでは違いますよね
カラーベストコロニアルの施工前状況
いわた
割れや反りなどは見られませんが、全体的にかなりの劣化状況です。 塗装でも問題ない状況ではありましたがトータルコストでカバー工法で施工させていただくこととなりました。
お客様
この屋根がどのように生まれ変わるか楽しみです
今回のカバー工法について
一般的なカバー工法と呼ばれるものは、屋根の上にもう一つ屋根を作るイメージです。完全に新しい屋根を作らなくてはいけないので費用も掛かります。それ以外にも、雨どいなども使えなくなるので莫大な金額がかかってしまいます。
今回紹介するカバー工法は、現状の屋根利用した施工の為、耐久性は通常のカバー工法と変わらず、費用は最小限に抑えることができます。
一般的な業者さんのカバー工法の金額の半額近い金額で施工が可能です。
カバー工法の作業手順
いわた
通常の塗装同様、高圧洗浄を行い表面の汚れを綺麗に落とします。
いわた
専用のポンドを使用しながら、ガルバリウム鋼板をはめ込んでいきます。
いわた
しっかりと接着をしながらはめ込み完了となります。 新築の屋根のようになりました！
凄くきれいになり、お客様にも喜んでいただきました。一般的にカラーベストコロニアルの塗装は10年から15年の周期で塗り替えをする必要がありますが、カバー工法だと25年以上の耐久性があるのでメンテナンスの必要はほぼありません。
塗装がいいか、カバー工法がいいか？金額やメリットデメリットなど興味のある方は気軽にお問い合わせしてください(^^)
