Tweet 岩田塗装店について 親方挨拶 トップページ › 岩田塗装店について › 親方挨拶 開業、そして下請け時代 岩田典之1975年生まれ、焼津市出身 1993年、高校を卒業後、何かを作り上げるのが好きで職人への道を志しました。 職人になるための修業は辛い経験も多く、くじけそうになりながらも気持ちを強く、どんな高い壁も乗り越えようと挑戦をし続けました。 そして2002年、培った経験を生かし、岩田塗装店として開業いたしました。 しかし、強い志とは裏腹に、飛び込み営業をしてもなかなか相手にされませんでした。 何も知らずに勢いだけでの開業、世間の厳しさを実感する結果に… そんな中、縁があって大手塗装店の下請けに。これが大きな転機となりました。 仕事を受注させてもらえるだけでなく、元請けの技術を学ばせて頂く機会を与えられ、多くのことを経験。大手ゼネコンの現場からハウスメーカーの仕事まで様々な仕事を経験させて頂きました。 当時は大変お世話になり、多くの下請けの中でも特に応援していただきました。そのおかげでそれなりの生活ができるようになったと思っています。 やりがいがあり働く楽しさを感じた事を覚えています。 事業が軌道に乗り始め、先の展望も明るいように思えました。ですが窮地が訪れます。 「リーマンショック」 請負金額が極端に減ってしまい、まともな工事をすることが難しい状況。 予算が少ない中では下請けへのしわ寄せも大きなものに…お世話になっている元請け会社に文句も言えるはずもありません。 下請けからの脱却 リーマンショックの後、意を決して本当の意味で独立に動く事にしたのです。 HP、チラシなど、仕事を受注するために広告活動に力を入れる事にしたのです。最初は苦労もしたけれど、従業員、親友、家族の協力で少しずつ行っていきました。 岩田塗装店の名前をたくさんの方に知ってもらおうと一生懸命でした。 その結果、私を応援してくれるお客様が増え、またそのお客様が知り合いを紹介してくれる… 一生懸命になってお客様ひとりひとりに接してきたことで、このような理想的な結果に結びついていったと思っています。 元請け100%となった現在 今では下請けとしてお仕事を頂くことはなくなりました。すべては私や岩田塗装店の従業員を信頼して頂いたお客様のおかげです。 独立して間もない時期は、営業をすれば仕事がもらえると甘い考えがあったのかもしれません。ですが手を抜くことなく行動し続けたことで、多くの方にめぐり逢い、勉強をさせて頂く機会を得ました。仕事としてのつながりでなく、人としてのつながりによって支えられてきたとも考えられます。 この先もどのようなことが待ち受けているかは全く想像できません。ですが目の前のことに対して情熱を持って臨み、苦境に立たされても何とか乗り越えて、今まで以上に多くのことを学び、成長していきたいと思っています。