コラム
外壁塗装の追加費用が発生する条件とは?契約後の高額請求を防ぐ確認ポイント
「見積もりでは安かったのに、工事が終わってみたら請求額が高くなっていた」
外壁塗装を検討している方にとって、契約後の追加費用は大きな不安の一つだと思います。
実際に工事が始まってから、「この作業は見積もりに入っていません」「補修が必要なので追加料金がかかります」と言われ、当初の契約金額を超える請求につながるケースがあります。
もちろん、工事中にお客様が塗料を変更したり、当初の予定になかった場所の塗装を希望したりした場合は、追加費用が必要になることがあります。
しかし、現地調査の段階で予定できた作業まで後から追加料金にするのは、本来望ましいことではありません。
岩田塗装店では、使用する塗料や仕様の変更、施工箇所の追加などを除き、契約後に追加料金が発生することはほとんどありません。
この記事では、外壁塗装で追加費用が発生する条件と、変更工事が必要になった際の説明手順について、実際に公表されている相談事例も交えてご説明します。
志太地区(焼津市・藤枝市・島田市)で外壁塗装をご検討中の方も、見積金額だけでなく、施工範囲と追加費用が発生する条件まで確認することが大切です。
安い見積もりでも最終的に安いとは限りません
外壁塗装の業者を比較するとき、最初に目に入るのは見積書の合計金額だと思います。
しかし、業者選びで確認したいのは、最初に提示された金額だけではありません。
- どこまでが施工範囲に含まれているか
- 下地補修やコーキング工事が含まれているか
- 雨どい、破風、軒天、水切りなどの付帯部が含まれているか
- 追加費用が発生する条件が明確になっているか
- 変更工事の前に説明と見積もりがあるか
これらが曖昧なままでは、契約時の金額が安くても、工事途中の追加によって最終的な支払額が高くなる可能性があります。
特に、「外壁塗装一式」「補修費別途」「必要に応じて追加」とだけ記載されている見積書は、一式に何が含まれ、どのような場合に追加料金が発生するのかを契約前に確認することが大切です。
リフォーム工事の契約トラブルは実際に相談されています
国民生活センターが公表しているPIO-NETの集計では、「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」を合わせた訪問販売によるリフォーム工事の相談が、2024年度に9,839件寄せられています。
これは追加請求だけを集計した数字ではありませんが、住宅リフォームの契約や金額などをめぐる相談が、決して珍しくないことが分かります。
また、国土交通大臣指定の住宅相談窓口「住まいるダイヤル」では、当初420万円で依頼したリフォーム工事について、追加工事代金の説明がないまま、見積金額を大幅に超える請求書が届いたという相談事例が公表されています。相談内容には、業者が独自に工事内容を変更したものもあったと記載されています。
住まいるダイヤルでは、工事内容を変更する場合、その都度、追加・変更工事の見積書を提示してもらい、内容と費用の説明を受け、合意してから工事を進めるよう案内しています。打ち合わせ内容を見積書、契約書、議事録などの書面に残すことも重要です。
参考資料
外壁塗装の金額が膨らみやすい4つのパターン
1.最初の見積もりに必要な工事が入っていない
契約金額を安く見せるため、コーキング、下地補修、付帯部などを見積もりから外しているケースがあります。
工事が始まってから「ここも施工しないと仕上がりません」と追加されれば、最初は安く見えても、最終的な支払額は高くなります。
見積もりを比較するときは、合計金額だけでなく、各社の施工範囲をできるだけそろえて確認する必要があります。
2.「一式」や「別途」が多く施工範囲が分からない
一式表記そのものが悪いわけではありません。しかし、一式の内容が説明されず、別途費用となる条件も分からない見積もりには注意が必要です。
外壁、屋根、コーキング、雨どい、破風、軒天、雨戸、戸袋、水切り、ベランダなど、どこまで見積もりに含まれているのか確認しましょう。
3.通常想定できる補修まで工事中に追加される
外壁の細かなひび割れ、釘頭の補修、塗装前のケレンなど、現地調査の段階である程度予測できる作業もあります。
こうした通常の下地処理が見積もりに含まれているのか、それとも作業のたびに追加料金となるのかは、契約前に確認しておきたいポイントです。
4.口頭だけで工事内容が変更される
工事中の会話で「ついでにやっておきます」と言われ、お客様はサービスだと思っていたものが、最後に追加請求されることも考えられます。
金額が変わる工事については、工事を始める前に内容と費用を確認し、できるだけ書面に残すことが大切です。
追加費用が発生しても不自然ではない条件
外壁塗装では、どのような場合でも追加費用が発生してはいけないというわけではありません。次のように契約時から内容が変わる場合は、追加料金が必要になることがあります。
お客様の希望で塗料や仕様を変更する場合
契約後に、当初予定していた塗料から価格の異なる塗料へ変更する場合は、材料費などの差額が発生します。
ただし、変更前に塗料の違い、耐久性、追加金額をご説明し、お客様が納得してから変更することが前提です。
当初の契約になかった施工箇所を追加する場合
工事が始まった後に「物置も塗ってほしい」「門扉や塀も一緒に施工してほしい」など、お客様のご希望で施工箇所が増えた場合は、その範囲に応じた費用が必要になります。
この場合も、施工前に金額をご説明し、了承をいただいてから作業を行います。
現地調査では確認できなかった重大な傷みが見つかった場合
部材を外した後や、表面を撤去した後でなければ確認できない腐食など、事前の現地調査だけでは判断できない状態が見つかる可能性はゼロではありません。
ただし、「傷んでいたので追加します」と一方的に工事を進めるのではなく、現状を写真や現物で確認していただき、補修方法、費用、工期への影響をご説明する必要があります。
岩田塗装店では契約後の追加料金はほとんどありません
岩田塗装店では、代表の岩田が現地調査を行い、外壁、屋根、コーキング、付帯部などの状態と施工範囲を確認してから見積書を作成しています。
現地調査で想定できる通常の下地処理や、見積書に記載した施工を行うために必要な作業は、基本的に契約金額の中で対応します。
実際の塗料使用量が想定より多少増えた、予定より作業に時間がかかった、天候の影響で工期が延びたといった施工側の事情だけで、契約後に料金を加算することはありません。
追加料金が発生するのは、主に次のような場合です。
- お客様の希望で、契約後に使用する塗料や仕様を変更した場合
- お客様の希望で、当初の見積もりになかった施工箇所を追加した場合
- 事前調査では確認できなかった重大な不具合が見つかり、契約範囲外の補修が必要になった場合
3番目のケースは非常にまれですが、補修の必要性や金額を説明せずに工事を進めることはありません。
変更工事が必要になったときの説明手順
岩田塗装店では、追加・変更工事が必要になった場合、次の手順で進めます。
1.該当箇所の作業をいったん止めます
追加費用が発生する可能性がある状態で、お客様の承諾を得ずに作業を進めることはありません。
2.写真や現物で状態をご確認いただきます
どこがどのように傷んでいるのか、なぜ当初の工事だけでは対応できないのかを、できるだけ専門用語を使わずにご説明します。
3.対応方法と選択肢をご説明します
すぐに補修する必要があるのか、今回は応急処置にするのか、別工事として後日にするのかなど、可能な選択肢をお伝えします。
4.追加金額と工期への影響を先にお伝えします
何にいくらかかるのか、工期がどの程度変わるのかを施工前に明確にします。
5.お客様の了承をいただいてから施工します
工事内容と金額に納得していただいた後に施工します。作業後に初めて追加料金をお伝えすることはありません。
契約前に確認したい追加費用の5項目
外壁塗装の見積もりを受け取ったら、次の5項目を確認してみてください。
- 税込みの契約総額が明記されているか
- 外壁、屋根、コーキング、付帯部の施工範囲が分かるか
- 下地処理や補修費がどこまで含まれているか
- 追加料金が発生する条件が明記されているか
- 変更時は施工前に見積もりと説明があるか
「追加費用はかかりません」という言葉だけでなく、何が見積もりに含まれ、どのような場合に金額が変わるのかを具体的に確認することが重要です。
最初の金額ではなく工事完了までの総額で比較しましょう
外壁塗装では、最初の見積金額が安い会社が、最終的にも安いとは限りません。
必要な工事が最初から含まれているのか、施工範囲が明確になっているのか、契約後の変更ルールが決められているのかまで確認し、最終的に支払う金額で比較することが大切です。
岩田塗装店では、安い金額で契約してから追加工事を重ねるような見積もりは行っていません。
代表の岩田が建物の状態を確認し、必要な工事、まだ急ぐ必要のない工事、施工範囲、使用する塗料、金額について分かりやすくご説明します。
他社の見積書をお持ちの場合も、合計金額だけでなく施工内容の違いを一緒に確認いたします。まだ工事を決めていない段階でも、お気軽にご相談ください。
外壁塗装の追加費用についてよくある質問
契約後に外壁塗装の金額が変わることはありますか?
お客様の希望による塗料や仕様の変更、施工箇所の追加があれば、金額が変わる場合があります。岩田塗装店では、現地調査で想定できる通常の作業について、工事後に追加料金を請求することはほとんどありません。
工事中に傷みが見つかった場合、すぐに追加工事になりますか?
お客様の承諾なく追加工事を行うことはありません。写真や現物で状態をご確認いただき、補修の必要性、施工方法、費用、工期への影響をご説明し、了承をいただいてから施工します。
「補修費別途」と書かれた見積もりは問題がありますか?
「補修費別途」という記載だけで問題があるとは限りません。ただし、どのような補修が別途になるのか、費用の計算方法、工事前に説明があるのかを確認しておきましょう。
複数の見積もりはどこを比較すればよいですか?
合計金額だけでなく、塗装面積、塗料の商品名、塗り回数、コーキング、下地処理、付帯部、足場、保証、追加費用が発生する条件をそろえて比較することが大切です。
焼津市・藤枝市・島田市で外壁塗装をご検討中の方へ
地域ごとの施工事例や外壁塗装・屋根塗装の情報は、以下のページでも詳しくご紹介しています。










































