コラム
外壁塗装工事中にお客様からよく聞く不安と対策
外壁塗装工事は、仕上がりや金額だけでなく、工事中の生活にも不安を感じやすいものです。
今回は塗装屋の立場から、工事中に起こりやすい不安について正直にお話しします。
外壁塗装工事というと、塗料の種類や金額、仕上がりに目が行きがちですが、実際に工事が始まってから感じる不安もあります。
「普段通り生活していいのかな?」
「近所に迷惑がかかっていないかな?」
「これって大丈夫なのかな?」
と心配になる方も少なくありません。
もちろん、工事前にしっかり説明をしておけば防げる不安も多いですし、気になることがあれば遠慮なく聞いていただくのが一番です。
エアコンは使えますが、においが入ることもあります
外壁塗装工事中でも、基本的にはエアコンを使えるようにしています。
特に夏場や冬場は、エアコンが使えないと生活に大きな支障が出てしまいます。そのため、室外機まわりは空気が抜けるように養生を工夫しながら作業します。
ただし注意点として、塗装中のにおいが室外機まわりから室内へ入ってしまうことがあります。
すべての現場で必ず起きるわけではありませんが、風向きや室外機の位置、塗装している場所によっては、室内で少しにおいを感じる場合があります。
気になる場合は、作業中だけエアコンの使用を控えたり、換気のタイミングを調整したりすることで対応できます。
小さなお子様やご高齢の方、においに敏感な方がいる場合は、事前にお伝えいただけると、作業の進め方も配慮しやすくなります。
窓が開けられない日があります
塗装工事中は、窓やサッシまわりにビニールで養生をする日があります。
これは、塗料が窓ガラスやサッシに付かないようにするための大切な作業です。
そのため、養生中は一時的に窓が開けられない場所が出てきます。外壁の塗装中は、家全体を養生するため、いつものように自由に窓を開けられないこともあります。
「この窓だけは換気で開けたい」
「ペットがいるので空気の入れ替えをしたい」
「室内干しをするので換気したい」
こうした希望がある場合は、事前にご相談ください。
すべての窓を常に自由に開けられるわけではありませんが、生活に支障が少なくなるように、可能な範囲で調整することはできます。
洗濯物は外に干せない日が多くなります
工事中は、基本的に外に洗濯物を干すのは控えていただくことが多いです。
塗料のにおい、ホコリ、高圧洗浄時の水しぶき、塗装中の細かな飛散などがあるためです。
特に高圧洗浄の日や塗装作業の日は、外干しは避けた方が安心です。
毎日の作業内容によって状況は変わるため、職人に聞いていただければ、
「今日は外干ししない方がいいです」
「今日はこの時間以降なら大丈夫です」
といった判断をお伝えできますが、基本的に室内でお願いできると助かります。
留守にする際は、2階の戸締まりも大切です
塗装工事中は足場を組むため、普段は届かない2階の窓にも人が近づける状態になります。
もちろん、職人が勝手に窓を開けたり、室内に入ったりすることはありません。
ただ、防犯面を考えると、外出時や夜間は2階の窓もしっかり戸締まりしていただくのが安心です。
普段は2階だから大丈夫と思っていても、足場がある期間は状況が変わります。
職人の出入りが気になることもあります
工事中は、職人が敷地内を出入りします。
作業内容によっては、家のまわりを歩いたり、ベランダに上がったり、窓の近くで作業をすることもあります。
お客様からすると、普段の生活空間の近くに人がいるため、落ち着かないと感じることもあると思います。
これは外壁塗装工事では避けられない部分でもあります。
だからこそ、私たち職人側は、あいさつや声かけ、作業マナーを大切にしなければいけません。
「今日はベランダまわりを作業します」
「今日は南側の窓付近を塗装します」
できるだけ、こうした一言をかけるようにしています。
近隣への迷惑が心配になる
外壁塗装工事では、足場の設置、高圧洗浄、車両の出入り、塗料のにおいなどで、近隣の方に多少なりともご迷惑をおかけすることがあります。
そのため、工事前の近隣あいさつはとても大切です。
事前に、工事の開始日、足場を組む日、高圧洗浄の日、工事期間の目安などをお伝えしておくことで、近隣の方も心構えができます。
近隣への配慮は、お客様だけが気にすることではなく、施工業者がきちんと対応するべき部分です。
もちろん、工事中もできるだけ迷惑をかけないように配慮しますが、音や車の出入りを完全になくすことはできません。
だからこそ、工事前のあいさつでしっかり説明しておくことが大切です。
車や植木、置いてある物が気になる
外壁塗装工事では、建物のまわりにある物を移動していただくことがあります。
植木鉢、物置、自転車、タイヤ、ガーデニング用品などが外壁近くにあると、足場の設置や塗装作業の妨げになることがあります。
また、車が近くにある場合は、塗料や洗浄水が飛ばないように注意が必要です。
必要に応じて車を移動していただいたり、カバーをかけさせていただくこともあります。
事前に現場を確認し、移動が必要なものがあればお伝えしますので、無理にすべて片付けておく必要はありません。
重たい物や動かしにくい物がある場合は、職人が対応できることもありますので、遠慮なくご相談ください。
工事中に追加工事が出ないか不安
外壁塗装では、足場を組んでから分かる傷みもあります。
たとえば、屋根の細かな割れ、外壁の浮き、下地の破損などです。
もちろん、事前の現地調査でできるだけ確認しますが、足場を組んで近くで見て初めて分かることもあります。
ここで大切なのは、何か見つかったときに勝手に工事を進めないことです。
追加が必要な場合は、写真を見ていただきながら説明し、金額が変わる場合は事前に確認することが大切です。
お客様にとって一番不安なのは、知らないうちに工事が増えて、後から金額が上がることだと思います。
そうならないように、工事中の報告や説明はとても大切だと考えています。
工事中は多少の不便があります
外壁塗装工事は、生活しながら進める工事です。
そのため、どうしても多少の不便はあります。
窓が開けにくい日があったり、洗濯物が外に干せなかったり、職人の出入りが気になったり、塗料のにおいを感じる日もあります。
ただ、こうしたことは事前に知っておくだけでも、感じ方がかなり変わります。
何も知らずに工事が始まると不安になりますが、あらかじめ「こういうことが起こるかもしれない」と分かっていれば、安心して工事期間を過ごしやすくなります。
まとめ|不安を減らすには、事前説明と声かけが大切です
外壁塗装工事は、家をきれいにするだけでなく、これから先も安心して暮らすための大切な工事です。
ただ、工事中は普段と違う生活になるため、不安や不便を感じる場面もあります。
エアコンの使用、窓の開閉、洗濯物、戸締まり、近隣への配慮、職人の出入りなど、気になることは人それぞれです。
大切なのは、工事が始まる前にしっかり説明を受けること。そして、工事中も気になることがあれば、遠慮なく聞ける関係であることだと思います。
塗装工事は、ただ塗って終わりではありません。お客様が安心して工事期間を過ごせるようにすることも、私たち塗装屋の大切な仕事です。
岩田塗装店では、工事前の説明や近隣あいさつ、工事中の声かけを大切にしながら、できるだけ不安の少ない塗装工事を心がけています。
外壁塗装をお考えの方は、金額や塗料だけでなく、工事中の対応についても確認しておくと安心です。








































