コラム
この絵に込めた、創業当時の想い
このイラストは、岩田塗装店を創業した頃に、ある画家さんに描いていただいたものです。
当時の私は、まだ今のように会社としての形が整っていたわけではありません。
道具をそろえ、現場に向かい、お客様と向き合いながら、毎日必死に仕事をしていました。
その中で、いつか自分の塗装店をこういう存在にしたい、という理想がありました。
それは、ただ工事をするだけの店ではなく、
地域の中で顔を覚えてもらい、家のことで困った時に思い出してもらえるような塗装店です。
この絵には、その頃に私が思い描いていた風景が詰まっています。
家があり、家族がいて、子どもたちが笑っている。
犬がいて、花が咲いていて、近くには職人がいる。
特別な風景ではないかもしれません。
でも、私にとってはとても大切な、守りたい日常の風景です。
外壁塗装の仕事は、完成した建物だけを見ると、色を塗り替える仕事に見えるかもしれません。
でも、その向こう側には、そこに住む人の生活があります。
朝、家を出る。
夕方、家に帰る。
家族が集まり、食事をして、また明日を迎える。
そんな当たり前の毎日が、これからも気持ちよく続いていく。
そのお手伝いができる仕事でありたい。
創業当時、私はそんな気持ちで岩田塗装店を始めました。
この絵を見ると、当時の自分の気持ちを思い出します。
まだ実績も少なく、不安もありました。
それでも、地元で信頼される仕事をしたいという気持ちは強くありました。
一度きりの工事で終わるのではなく、
何年経っても、何かあった時に声をかけてもらえる存在でありたい。
「岩田さん、ちょっと見に来てくれる?」
そんなふうに気軽に相談してもらえる関係をつくりたい。
この絵の中にあるあたたかい雰囲気は、私が目指してきた岩田塗装店の原点です。
派手な会社ではなくてもいい。
大きな会社でなくてもいい。
地域の中で、必要とされる塗装店でありたい。
そして、工事の先にあるお客様の暮らしを想像できる職人でありたい。
忙しい時や迷う時もあります。
仕事を続けていれば、楽なことばかりではありません。
それでも、この絵を見ると、創業した頃の自分に戻れる気がします。
何のためにこの仕事をしているのか。
どんな塗装店でありたかったのか。
どんな人たちの役に立ちたかったのか。
この絵は、私にとってその答えを思い出させてくれる一枚です。
これからも岩田塗装店は、創業当時に思い描いたこの風景を大切にしながら、
地域の皆さまに安心して声をかけていただける塗装店であり続けたいと思っています。





























