コラム
ハウスメーカや大手訪問販売で使われるオリジナル塗料って何？
もう何年も前からありますが、ハウスメーカーさんや、訪問販売の会社などのセールスマンが言うオリジナル塗料。しっかりとしたＰＢ商品の塗料もあれば、単なるＯＥＭ商品であったりもします。
セブンイレブンのＰＢ（プライベート）商品なんかが有名で、皆さんも見た事があるはずです。
塗料のOEM商品とは？
OEMというのは簡単に説明すると他社のブランドを自社で扱うというもの、または自社製品を他社で生産してもらい、自社で扱うといったものです。
生産や販売でOEMという形をとることは多くあり、塗料についても自社のオリジナル製品を他社で生産してもらっているという業者も増えてきています。
OEM塗料は多くの業者に出回ることがないため、ブランド価値や特別感を出しており割高になってしまうこともあります。
大手ハウスメーカーではOEM塗料をススメる事が多く、外壁素材に適した塗料として宣伝をしています。
確かにハウスメーカー商品は安心できますが、格外壁素材に合う塗料は他にもたくさんあり、代替品はいくらでもある状態です。
業者がいうOEM商品は嘘の場合もある！？
大手のハウスメーカーさんや訪問販売業者はこのように、割高の塗料を進めることが得意で素人にしたら分からないことだらけなので、いいことだけを並べて契約をさせることもあります。
結局代替えとなる塗料はいくらでもあるのですが、うちの業者でしか取り扱いがない『オリジナル塗料』などと言って割高の塗料を進める業者も多いです。
大手訪問販売の会社の中でも、オリジナル商品だと案内しておきながら、缶（ラベル）だけを変えてOEM商品をオリジナル塗料として宣伝している業者もあると聞きます。
オリジナル塗料やＯＥＭ塗料は割高になる？
当然の事ですが、自社開発となると経費が多くかかってしまっていることも多く、大量生産・大量販売とならなければ安く扱うことは難しくなります。
そもそも、地方の中小企業が簡単にオリジナル塗料を作れたら大手塗料メーカーはつぶれてしまうでしょう。
仮に本当に作ることが出来たとしても、出荷量が少ないため割高になるのは当然のことと思います。
塗料選びはお客様の立場からでは難しいことではありますが、「自社オリジナル」「自社開発」「OEM」などの言葉に惑わされずに用途を最優先で選んでいくことをオススメします。
安い塗料でも組み合わせ次第で効果的な外壁塗装を実現できるものもたくさんありますし、優秀な職人がいるのであればしっかりと対応してくれるはずです。
