コラム
住宅の屋根塗装工事。最低限おさえておきたいポイント。
屋根塗装のポイント
屋根は外壁と比べて1.3倍ほど劣化が早い。
板金部分の釘が抜けかけている場合は処理をしっかり。
塗膜の厚みで耐久性が変わる。
屋根は外壁と比べて劣化がやはい
住宅において、屋根は常に紫外線や雨風にさらされています。(外壁は陽に当たらない時間もあります。)多くの物質は紫外線によって劣化をしますが、塗料で例外ではありません。環境や地域によって違いがあるので一概には言えませんが、一般的には外壁と比べて1.3倍ほど劣化スピードが速いと言われています。
板金部分の釘が抜けかけていたら
塗装が必要な屋根の多くの場合は、板金部分があり釘で固定をしてあります。上の赤丸の部分が釘の部分です。釘は自然に抜けている場合と、下地の木の劣化で抜けている場合がありますが、見た目だけで判断するのは難しい場合がほとんどです。
下地の木が劣化しておらず、問題がないようでしたら、抜けている釘を打ち込みます。
塗膜の厚みで耐久性がかわる
同じ塗料を使用しても、希釈や塗装の仕方によって耐久性が大きく変わります。スピード重視の職人さんも多くいますが、どうしても塗膜が付きにくく、結果的に耐久性が低くなります。
上記の事を注意して施工をすれば、メーカーの耐久年数を実現する事が可能です。
特に仕事を受注する会社と実際に施工する会社が違う場合は注意が必要だと思います。