コラム
サイディングのコーキングは重要?
先日、メーカー主催の勉強会に参加してきました。
塗装工事で一番重要で、一番問題の多かったコーキング工事においてメーカー保証がつけられるようになりました。メーカー様が保証を出すには施工する私たちがしっかりとした知識と技術がなくてはいけません。その知識、技術を身に着けるための勉強会でした。
もう何年もまえから新築で建つ家の大半はサイディングで、塗り替え時にはコーキングの問題はついてまわります。コーキング自体の性能も日々進化しているので昔のように数年で切れてしまうことはなくなりました。でも、間違えた知識や手抜き工事があると、本来は長持ちするはずのコーキングがその性能を発揮できずに劣化することもあります。
これはコーキングだけではなく、塗料にも言えることです。
しっかりとした知識と技術が長持ちの秘訣
今回の勉強会でメーカーおすすめのコーキングとして紹介されたのがオート化学工業の『オートンイクシード15+』というコーキングですが、このコーキングは塗料との相性もよく耐候性も高くなっています。
家ごと、お客様ごとにおすすめは変わってくる
上でも言いましたが、そんなことはありません。 断熱塗料などの特殊塗料はそれだけで材料代が高くなりますが、家の状況、予算、考え方によってどれがおすすめか変わってきます。そのため、しっかりとお客様からヒアリングをして、お客様の考えをしっかりと汲み取ることも大事になってきます。
高い塗料、コーキングは確かに耐候性は高いですが金額も高くなります。そして、必ずしも全てのお客様に最適なものとは限りません。
高い=長持ち ではなく しっかりとした知識と施工=長持ち