静岡県は、海の幸、山の幸に恵まれた温暖な気候の、いいところです。 なんだか、観光パンフレットのうたい文句のようですが。 ちびまるこちゃんでも有名です。もちろん、サッカー王国で知られている県でもあります。

そんな静岡県の特産物の一つで、この時期にお勧めなのが、＜キンメダイ＞。 下田や稲取で多く水揚げされます。 程よくあぶらものって。魚なのに、肉よりもジューシーな味です。

キンメダイの煮付け。うまいです。魚の煮物は難しくて・・・って、よく聞きますよね。 自分は料理はからきし駄目です。なので、難しさはよくわからないのですが。 おかずに出してもらえれば、嬉しい事この上ない一品です。 この一皿で、3膳はご飯がいけるんではないでしょうか。残った煮汁をご飯にかけるのもおいしいです。 あんまり、行儀の良い食べ方ではないのかもしれませんが。 子供も大好きな食べ方です。骨もとりやすい魚ですから、お勧めです。

写真は本日の忘年会でごちそうになった刺身ですが、、、

そして、もう一つの静岡県の特産物は、「牡蠣」です。浜中湖で養殖されたものが旬の時期を迎えます。 牡蠣は海のミルクと言われるほどに栄養に富んだ食べ物です。

ただ、初めて牡蠣を食べようと思った人は凄いなと、正直思います。 イチゴや、みかんなら、見かけからも色からも美味しそうな雰囲気が漂っています。 魚だって、とりあえず目鼻口がはっきりしていて、食べても良いかなっと思わせる容貌をそなえています。 牡蠣は・・・見かけは、100歩譲ってもグロテスク以外の何者でもない。と、思うのです。 貝の仲間だからといえばそれまでですが。 ぐにゅぐにゅした感触も、これは食べてはいけないのでは？と、思わせる事間違いなしです。 だからこそ、＜牡蠣を食べよう！＞と、決断した先人の方には、深くお礼もうしあげます。

こんなに美味しい物を、見かけの悪さだけで食べないなんて。 こんなに勿体無いことありません。カキフライに、焼き牡蠣。うまいです。 牡蠣の炊き込みご飯も、香りとともに食欲をそそられること間違いありません。 見かけは不細工だけど、味は最高。 自分も見かけはイマイチ?!でも、腕は最高。の職人であるために日々精進しております。

というわけで、今日のおかずに、静岡県産の「牡蠣」。どうぞ、よろしく。