コラム
外壁塗装はどんな道具を使って作業するの?
外壁や屋根を綺麗に洗浄する高圧洗浄機
洗浄機の種類も多くありますが、家電量販店などで売っている洗浄機などでは圧力が低すぎて、綺麗に洗浄することができません。写真は岩田塗装店の高圧洗浄器ですが、圧力も高く、防音になっているので、お客様や近隣に迷惑をかけることが少なくなっています。
たまに、エンジン音が凄くうるさ洗浄機で洗浄をしているのを見かけますが、できたら防音タイプの洗浄機のほうが良いと思います。
刷毛、ローラー、吹き付けの機械
外壁塗装では、シーラーを塗布した後仕上がり剤を上塗りしていますが、工法は主に、①刷毛、②ローラー③スプレーの3種類があります。
塗装道具で、一番歴史が長いのが刷毛です。刷毛は、作業に技術が必要で時間がかかりますが、塗る物の場所や、形状も限定されにくくなっています。
刷毛にも色々な種類があり用途によって使い分けすることが大事になりますが、近年ではローラーの多様化や低価格化で刷毛の重要性が低くなっています。
耐水性のある硬い紙や合成樹脂の円筒に羊などの動物の毛や合成繊維を巻きつけた筒状のローラーです。
ローラーにもさまざまな種類があり、太さと毛足の長さも違います。
粗い面の塗装は、長毛タイプ
平滑な面の塗装は、短毛タイプ
良いローラーで塗装すると、気泡出ず塗料のふくみがいいので仕上がりが綺麗に仕上がったりします。
昔は使用後は綺麗に洗った再利用をすることが当たり前でしたが、近年ではローラーの低価格化とシンナーや汚水処理、環境問題などの理由から再利用せずに、乾かして処分するようにしています。購入する時は500本ほど買うようにしています。
吹き付け
スプレーで塗料を霧状にして、外壁に吹き付けて塗装する工法です。主に乾燥が速い塗料をする時に使われる工法ですが、周囲への飛散が懸念されます。外壁や屋根を塗装する際に吹き付けで塗装する事はほとんどなくなりました。ただ、雨戸やシャッターなどは状況によって吹付で行う場合もあります。
こちらは岩田塗装店で使用している機械です。 飛散も少なく、コンプレッサーと一体型なので準備、片付けが簡単で気に入っています。
ビニール、掃除道具など
これは、窓などにペンキがつかないようにするビニールです。ガムテープと一体にになっているので簡単にビニールを貼ることができます。色の違いは、ビニールの幅の違いです。
鉄部などを掃除する際に使用するのが、この道具です。最近では使用しない塗装屋さんも多いですが、掃除する際には必須の道具となっています。
分からないことなどありましたらお気楽にご連絡くださいね。