コラム
外壁塗装はなぜ必要?見た目以上に大事な保護の役割
しっかりとした工法で塗装をすれば、家の寿命が延び長年住み続けてきた家を大切にすることが出来ます。
外装が剥がれて来てしまうと家が傷んでしまうこともあるので、外装塗装を考えている方は手遅れになる前に早めの処置をオススメします。
人間の体と同じで病気が酷くなってしまう前に、予防や早期発見がとても大切になり予防や早期発見できるかどうかで、家の寿命が変わってしまうこともあるのです。
塗料で耐久性と防水性を高める
外装塗装を行うメリットは家の保護が出来るということと、耐久性や防水性を高めることにあります。
塗装の主な種類はアクリル系やウレタン系、シリコン系やフッ素系、無機塗料などがあります。
この中で人気の高耐久塗料は、無機塗料で、風雨や直射日光に晒され傷みやすい屋根などの塗装に使われることが増えてきています。
外壁の塗り替えで最も使われている塗料は、耐久性と価格のバランスがいいシリコン系塗料が人気となっています。
外壁は水分や湿気に弱いという弱点があるため、これらから家を守るために外装を塗り替えを行い外壁を守る役割をしてくれます。
結露などが酷い家では、水分を遮断し湿気は通すという透湿性も重要になる場合もあります。
断熱効果を高める事で快適な生活も
断熱効果のある塗料を外壁塗装や屋根塗装で使うと、夏冬共に過ごしやすさを感じられるようになり、冷暖房機器の温度調節を過度に行う必要もなくなります。
この断熱効果のある塗料を外装で使う場合は、遮熱効果のあるものと一緒に塗ることで効果が高まります。
遮熱効果のある塗料を使うと、直射日光などの影響で室内の温度が変わってしまうこともなくなるので、室内でもより快適に過ごせるようになります。
実は遮熱や断熱には素材を熱劣化から抑制する効果もあります!
外装塗装は永久的な物ではないので数年~10年程度(最高級塗料は15年)の間隔で行い、定期的に塗り替えを行わないと全く意味のないものとなってしまいます。
外装塗装を定期的に行わない場合は、塗膜ではなく、外壁そのものが劣化であると言えます。
外壁の塗装がひび割れていたり、剥がれていたりしているのに外装塗装を行わないと、外壁に水分が染み込んでしまい雨漏りの原因になることもあります。
また外壁や外壁内部などの鉄筋に腐食が起きてしまったりしてしまうこともあります。
この状態になってしまうと、腐食している部分がどんどん酷くなってしまったりしてしまうので、寿命を伸ばしたいのであれば腐食してしまう前に定期的な外装の塗り替えが必要になります。
人が定期検診をして病を早めに発見・治療するのと一緒で、家も定期的に点検をしてメンテナンスを検討することはとても重要なことと思います。