コラム
なぜあなたの家には営業マンがくるのか?外壁塗装で訪問販売をすすめない理由
訪問販売を行っている会社は熱心な営業マンが多く感じます。
営業マンがよく来て、煩わしい思いをしている方も多いのではないでしょうか。
訪問販売の営業マンは1件の契約を取るのに何度も足を運びます。
そして、契約を取るために見積もりを取らなくてはいけません。
見積もりを取るためには、沢山の家に訪問しなくてはいけません。
見積もりを提出しなければ仕事は取れないので、まだ塗り替え工事をするのには早いかな?と思われる家にも訪問をしたりします。
中にはあまり良くない営業方法を行っている営業マンもいるようですが、多くの営業マンはお客様の要望を出来るだけ反映した形で契約を取るために、何度もお客様宅と会社を往復するのです。
ただ、対応よく世間話でもするとその後何度も訪問してくる場合もあります。
基本的に訪問販売の営業マンはセールスのプロなので、リフォームや塗装に限っては最初から相手にしない方がいいでしょう。
私が訪問販売をしている会社をオススメしない理由
訪問販売がメインの会社は下請け業者に依頼をして仕事を任せているので、下請け業者の質が仕上がりに大きく影響されます。
現場管理の担当がいても、一日中現場にはいないので、しっかりとした管理は不可能となります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
営業マンの給料を払うために多くの工事のを受注しなくてはいけません。
営業やチラシ、HPなどの宣伝へ広告費を多額に使っています。
依頼された仕事を下請け業者に依頼をすることで、人件費や経費を落として安く仕事を行うことで、利益を出さなくてはいけません。
当たり前ですが自分たちで施工するわけではありませんし。
この場合、訪問販売を行っている会社だけがどんどん利益を得て、下請け会社はあまり利益が取れません。
毎日飛び込み営業を行っていたとしても、1ヶ月で受注を受けることが出来るのは1件か2件程度だと言われています。
営業マンの給料は1件の受注で利益を出したものが給料となるので、どれだけ下請け会社に安く仕事を行ってもらえるかがカギになります。
苦労して営業を行う理由も理解できますね。
訪問販売は利益率が高いため、この形態をとっている企業も少なくありません。
自社職人と言って実は下請けに出しているって良くある話です。
今後も訪問販売はなくなることはないでしょう。
ただ、インターネットの普及や、ここ数年のスマホ利用率の爆発的な伸びを考えると、何かあればすぐにググる(インターネットで検索)する人が増えているので、
訪問販売の市場は間違いなく減るように思います。
ググれば、訪問販売のメリットがないのが分かりますしね。
自社施工で宣伝広告費をおさえれば、施工の人件費の割合が大きい。
訪問販売や宣伝費、広告費を沢山使ってしまうと1件の受注で利益を出さなくてはならなくなってしまうため、割高になってしまうこともあります。
下請け会社を利用せずに、自社の職人だけで受注した仕事をこなしていくため、同じ金額なら人件費を多くかける事ができます。
人件費が無駄という訳ではなく信頼してもらえる、丁寧な仕事を行うには大切なことだと考えています。
知名度、実績は営業主体やチラシ主体の会社に比べると劣るために不安に感じる方も多いかもしれません。
受注には営業活動も大事ですが、それ以上に価格の理由や仕事の質をお客様に実感していただきたいと考えています。
職人の手で一つ一つ仕事をこなしていくことはとても大切なことだと考えています。
まとめ
結局のところ、営業マンはどこの地域でも営業活動しています。リフォームの契約を取るために順番で訪問するので、どの家にも訪れます。特に、近所で塗装工事をしている場合は、その近隣には間違いなく営業をします。
あなたの家が塗装工事を必要としているかどうかではなく、仕事を受注できるかどうかをメインに考えています。
訪問販売の会社、チラシを大量に配布している会社、インターネット広告で大金を使っている会社ってそれなりに施工件数も多くて、商売人としては流石だなって思います。
私自身は受注を目的とした営業活動は批判的ですが、、