コラム
外壁塗装をする前に知っておきたい『業者選びのポイント』
[speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="e1.png" name="いわた"]こんにちは。焼津市、藤枝市、島田市の外壁塗装・塗り替えリフォーム専門店の『岩田塗装店』です
今回は外壁塗装の工事日数についてお話しします。
同じ内容の外壁塗装でも業者によって工事に必要な日数が違うことは珍しくありません。
天気で工事日程が遅れるといったトラブルはちょっと横に置いておきまして、順調に工事が進められる際の日数について紹介していきたいと思います。
[/speech_bubble]
同じ大きさで、
同じ時期に足場を組み、
同じ日に洗浄を行っていた現場がありました。
ちなみに、入っている人数も同じで、非常にやりにくかったです (^^)
ちなみに、その会社は施工実績も大々的に掲載している比較的大きな会社でした。
衝撃 もう塗装してる???
私達は、洗浄では高圧洗浄前に、噴霧器で専用の洗剤を噴霧する『バイオ洗浄』をしています。これについては、やっていない業者の方が多いので特に問題は無いと思います。
多少、手間がかかりますが、綺麗な状態で塗装したいので
屋根の状態も良かったので、順調に洗浄が進みましたが、半日では洗いきれませんでした。一方、その業者さんは、何とか洗い終えていました。
そこまでは良かったのですが、、、
午後から、私達が洗浄を再開しようとしたところ、その業者さんが屋根の下塗りを始めたのです!!!
屋根を洗い終わって2時間経過後の出来事。
天気がいいとはいえ、さすがに驚きました。
屋根はカラーベストという素材だったのですが、
下塗りの前には、ケレンしたり、釘の打ち直し、コーキング、ひび割れ補修などをして、鉄部にサビ止めを塗装。
そして、ようやく下塗りに入ります。(岩田塗装店では)
下塗りの塗装前に、屋根の下地処理だけで丸一日かかる事もあります。
衝撃 樋(とい)や、鉄部の塗装のケレンが一切なし。
これにも驚かされました。高圧洗浄では落としきれない『サビ』や『汚れ』をケレンと呼ばれる作業で、綺麗に落としてから塗るのが一般的です。
それ以外にも、細かい傷を付けることによって、塗料の密着を物理的に良くするのですが。
特に、樋は塗料の密着が悪いことがあるので、しっかりとケレンする必要があります。
この作業を怠ると、塗料の密着不良で塗膜が剥がれてくる恐れがあり、次の塗り替えの際に、綺麗に塗り替えても、密着不良の塗膜から剥がれてきます。
衝撃 3回塗りじゃないの?
ホームページなんかに3回塗りってどこの業者も書いてますが、正直どうか分かりません。
- 通常は、壁を塗る前に
- さび止め(サビ止め塗料)を塗装
- 中塗り (上塗り塗料で一回目)で塗装
- 壁の塗装が終わり
- 上塗り (上塗り塗料で二回目)で仕上がり
これが3回塗りの基本となります。
で、この業者は、サビ止め段階で壁を塗り始めたので、もしや? いや、壁が終わってから、中塗り、上塗りするのかな?
なんて思っていましたが、見事に二回塗りでした。
たまに、現場管理らしき人物がきてましたが、世間話をしてすぐに帰って行きました。
実際に施工していた職人(とは呼べないかもしれない)が、下請けなのか従業員なのか分かりませんが、全ての責任があるかと言えば、そうでもありません。
実際、自社職人と宣伝していて、下請けを使うのは良くある話です。
ちなみに・・・その業者は2人で施工し、7日で終わりました。
うちは、2人で12日でした。
私ども岩田塗装店では、1軒の外壁塗装(屋根、壁)に対して平均のべ20~30人工ほどで工事に臨んでいます。
もちろん一人の職人で行う訳ではありませんので、20~30日まるまるかかるわけではありませんが、あくまで目安としてその位の職人の手が必要となります。
職人一人当たり1ヶ月に1軒が平均といったところでしょうか。
業者によっては、とても少ない人工で作業を終わらせるところもあります。
ある業者の下請けをしている後輩と、話をする機会があったのですが、1軒あたり15人工以内で終わらせないと、生活が出来ない状況との事です。
このように短い工事日数で完成させるのが普通だと言ってました。
見積もりをとって検討する際には工事日数と工事内容について見比べてみるのも良いと思います。
外壁塗装は見積もりだけではわかりにくいところもありますので、担当の方に詳しく説明をしてもらいながら相談することをオススメします。
もちろんやり易い家、やりにくい家がありますので、今回紹介した工事日数についてはあくまで目安となります。
まとめ
人工が掛かっていれば高いでしょ?って思われる方もいるかもしれません。
確かに、人件費だけを見れば他社よりも工事金額の割合は大きいと思います。
しかし、私たちは、訪問販売や、宣伝広告費をたくさん使っている業者のように、余計な経費は一切かけておらず、お客様からの紹介や、とホームページからの集客がメインとなっています。
結果的に、そういった業者より、高くなることはほぼないはずです。