コラム
ショーンK氏の今回の騒動で感じた『見た目』と『印象』について
経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上が、「週刊文春」(文藝春秋)の「学歴詐称疑惑」報道により、一夜にして休業へと追いやられた。
16日発売の同誌では、ショーンの学歴や経歴の詐称疑惑、さらにはオフィシャルサイトに掲載されていたビジネスパートナーが、別人だったことなど次々と追求。
ショーン本人も取材の一部を認め、発売前日の15日夜にはサイト上で活動自粛を発表した。
しかし、一部ではこの素早すぎる対応に「さらなるウソを隠しているのでは?」という疑惑が浮上しているようだ。
サイゾーウーマン
ショーンK、、、 見た目や着こなし話し方まですべてが格好良く、好感度の高い人の印象だったようですが、まさかこんな結末があるとは本人もびっくりだったのではないでしょうか?
ところで皆さんはハロー効果をご存じでしょうか?
ハロー効果(ハローこうか、英:halo effect)とは、心理学者エドワード・ソーンダイクによって名づけられた造語で、心理的効果の一つ。ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。認知バイアスの一種である。
一般にポジティブな方向への歪みを指すことが多いが、ネガティブな方向へのハロー効果も存在する。ハローとは、「後光が差す」と言う時の後光、聖像の光背や光輪のことで、後光効果、光背効果とも呼ばれる。
例として、ある人が難関大学卒であったり、スポーツに優れていたり、字が上手だったりする場合、その人が学力や体力や字の上手さにおいてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまうケースが挙げられる(それらの事柄と人格的に優れているか否かは、ある物体の色と形が互いに独立の事柄であるように、互いに独立の事柄である)。また、有名人やタレントを通じたCMや広告がその商品やサービスを実際に使ったりしたことがないにもかかわらず良いイメージを与える。それによって購入意欲を刺激したり、購入したりする。一方、CMに起用されたタレントが不祥事を起こしたりすると、商品自体に何の不満も覚えていなかったにもかかわらず購入意欲が削がれたりする。
経験則として古くから気づかれていた現象であるが、実証的な研究は心理学者がはじめた。彼は、軍隊の隊長に部下の兵士を評価させたところ、良い特徴も悪い特徴もすべてに関して強い相互相関が強く出たことで、人の評価というのはそれぞれの観点で行われているというよりは、全体的に良いか悪いか大まかに見ていると結論付けた。 ウィキペディア
これって皆さんも経験した事が多いかと思います。
しかし、本質をしっかりと見極める力を持たないと、後で後悔したって思う事が人生の中で多く訪れると思います。
セミナーや勉強会もこの効果が発揮する場として、利用される場合もあります。
主催者本人が意としている場合もありますし、無意識の場合もありますが。
他社の欠点を探しそれを大袈裟に伝え、
その点私達の会社では~
これが一部で使われる手法のようです。
(なかにはしっかりとした勉強会やセミナーもあります。あくまで一例です。)
こんな手法であっても、教える側と教えてもらう側にはこういった効果が作用してしまうから不思議です。
こうやればセミナーは成功する(仮)みたいなセミナーがあったりもします(^^)