親方ブログ
チョイ飲みブームで競争激化の飲食業界
先日のニュースでこんな記事がありました。
ファストフードなど外食チェーンの店舗内で、夕方から酒とつまみを販売する「ちょい飲み」のサービスが広がっている。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が、東京・高田馬場でビールやワインなどの酒を楽しめる新型店を4月1日にオープン。コーヒーチェーン大手、スターバックスコーヒージャパンは東京・丸の内に食事や酒などを提供する新業態店を3月30日に開店する。
日本KFCが展開する新業態店は、午後5時からアルコールを提供する。国内外から取りそろえた地ビールやワインのほか、サントリー酒類と共同開発したハイボール「カーネルハイ」(税込み460円)など約40種類の酒を用意。得意とする鶏肉を使った料理やサラダなど酒に合うメニューも取りそろえた。
同社の能村耕司新規事業部長は「新業態店では、20~30代の若い女性を中心に顧客を取り込みたい」と意欲を示した。
ファストフードは夜の来店客数が日中と比べて少なくなるだけに、「客数や売り上げの増加が見込める」(能村氏)と、ちょい飲みに期待をかけている。
ちょい飲み店は、牛丼チェーン「吉野家」やラーメンチェーン「日高屋」が先行。低価格でお酒が楽しめるとあって、サラリーマンを中心に人気が高まっており今後、さらに拡大しそうだ。
産経ニュース
東京に行った時に吉野家でビールを飲んでいたサラリーマンを見かけましたが、首都圏では当たり前の光景の様ですね。
そんなチョイ飲みのあおりを受けているのが居酒屋の大手チェーン。
「和民」に代表される総合チェーン居酒屋が“冬の時代”に突入している。若い世代を中心にアルコール離れが続いているうえに、消費者のニーズが多様化し、焼き鳥や魚料理などに特化した専門型の新業態店や、ファミリーレストランなどが手がける“ちょい飲み”との競争が激化し、客を奪われているからだ。
総合チェーン居酒屋を展開する各社は、不採算店の閉鎖や新業態の開発、訪日外国人客需要の取り込みなどを急ぎ、復活を図っているが、先行きはいばらの道が続きそうだ。
私達が知っているような飲食のチェーン店(フランチャイズ)のほとんどは成長期の終盤から衰退期を迎えているかも知れません。
一方、酒の提供に静観の構えをみせる外食チェーンもある。その一つがファストフード最大手の日本マクドナルドホールディングス。同社は「アルコールの提供は、子供も来店する店舗のイメージにそぐわない」(コミュニケーション本部PR部)と説明している。
大手企業としてこの判断が良いか悪いか分かりませんが、こういった『こだわり』は凄く大事だと思います。
成長期には少ない種類を大量生産し、成熟期には多品種、少量生産と言われていますが、
その中でも無くしていけないのは『こだわり』ではないでしょうか?
私達業界でも、こだわりを少しずつ減らして効率化を求める集客、施工が多く見受けられる様になりました。
本来こだわりは増やすものであって、減らすものではないと私は思います。
この記事にも通じる事ですが、
私がチラシやインターネット広告をやめた理由
今後の岩田塗装店の在り方を真剣に向き合った時に、時間の経過と共に『こだわり)』も増えていく集団でありたいと考えています。