親方ブログ
夏も近づく八十八夜
夏も近づく八十八夜・・・お茶の国静岡にいれば、誰しもが口ずさめるこの曲。5月2日がその八十八夜になります。
立春からかぞえているので、お正月からではありません。暖かさが本格的になり、農業を営む人には種まきを開始する大事な目安になるそうです。又、八十八夜でつんだお茶は、「一番茶」と呼ばれ、「新茶」として売りにだされます。栄養価が高く、昔から珍重されてきました。
たかがお茶、されどお茶。疲れた時に、ほんの一口飲むとほっとします。入れる温度やら、茶器を温めるべきだとか色々あるみたいですが、その辺はパスして、入れてもらえるだけでも有難いです。本当にタイミングよく入れてもらえたときは、しみじみ日本人でよかったなーと思います。思いやりなんですよね。これ。疲れてないかな?気分転換必要かな?そういう気持ちをいただくから、お茶がおいしくなるんですよね。
雷親父の住む家では、雷が落ち始めると、母親がさりげなくお茶を出していました。雷様にソロソロいいんでは?という合図だったんでしょうね。これは、子供にもききます。余りにも、わがまま言い過ぎて、興奮状態でパニックになっている時は、少しぬるめのお茶を飲ませると意外に落ち着いたりします。おいしいお茶で。気持ちを柔らかくしていきましょう。